山底、というのは、コップの底が山のようになっているからです。
どうして山底なのか?というと、一つは、液体を注いだ時の眺めが面白いから。
一つは、その液体を飲む時、底に指がかかって、なんとも気持ちいいから。
もう一つは安定性を出すため。
底の円周のエッジで立つため、多少凸凹の場所でも座りが良いです。
吹きガラスでは、陶芸のように底に高台の加工をするのが、難しいため、底の中央部をへこませて、座りを良くするテクニックがあるのですが、それを極端に凹ませて、このようにしたのです。
ガラス黎明期の古いガラスに、このような形があり、そこからヒントを得て作ったものです。
生地は、生成り生地。
太めのモールド(縦筋を入れる為の鉄の型。鉄棒が型の内側に立ててあり、その鉄棒の太さ、本数により、作るものの雰囲気が違ってくる。)
を、12本、荒めに入れてありますので、柔らかく、とろけているような印象を与えます。
一個ずつ、息を吹き込み、口を広げて作っています。
ですので、工業製品と違い、一個ずつ出来た時の、フォルムがあり、サイズがあり、雰囲気があります。
一個ずつの違いは、手仕事の製作時間の結果であることを、ご了承下さい。
口径、約8センチ。
高さ、約10センチ。個体差があります。
複数個お買い上げの際、サイズを揃えたいという場合は、なるべく大きさの同じものを選びますが、事前に確認されたい方は、メールなどで、画像を送りますので、お問い合わせ下さい。
(このガラスは耐熱ではありませんので、急激な熱変化を与える事はお控え下さい。)
送料は700円(九州)から1,100円(北海道)
ですが、ご注文の合計が5,000円以上は無料(全国)になります。
箱入り、のし付き、ギフトラッピングをご希望の方は、200円プラスになります。ご希望の包装をお申し出下さい。
その他、作品の細かい点や分からない事、頼みたい事。
プレゼントや、記念品、引き出物などで、数が多く交渉したい、お店をやっていらっしゃる方で私の作品をお取り扱いしたい、など、私にご質問、ご依頼等ございましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。
電話 090ー6674ー2857
(製作中で手が離せない時もございますが、その際は折り返し、返信いたします。)
メール mori@morikoppu.com
オフィシャルポータルサイト 私的な詩的吹きガラスたち
http://morikoppu.com/wp01/
ブログ 森永豊のガラス小屋日記
http://mori.firebird.jp/wordpress/