YM-15 鉄型コップ
ちょうど手のひらにすっぽりと収まるサイズのグラスです。
高さ7.9センチ 直径7.1センチ 底径5.6センチ
少し緑色がかった、リサイクルガラス生地で製作しています。
口は厚めです。
表面は、私の「鉄型」シリーズの特徴である、でこぼことしたテクスチュアになっています。
銅などの金属をハンマーで叩いた打刻痕にも似ていますが、叩いた訳ではありません。(ガラスなので叩いたら割れますので。)
これは窯から巻き上げた熱いガラスを、ぶ厚い鉄の型に入れる事で、表面が急激に冷まされ、いわば、「縮み」のような状態になり、このような模様ができるのです。
ですから一個ずつ、表面のテクスチュアは違います。
このサイズのコップは、容量が多すぎもせず、少なすぎもせず、丁度良いので、一年中使えて、また、表面の模様のおかげか、どんな飲み物を入れても美味しそうに見えます。
底から口にかけて、微妙に広がっています。
これは、私がたまたま譲り受けた、昭和初期の時代に使われていたコップの鉄型によるもので、この古い鉄型がこの微妙に広がる、どことなくノスタルジックなフォルムを作ってくれるようです。
それでその古い鉄型に敬意を表し、「鉄型コップ」と命名しました。
一個ずつ、息を吹き込み、口を広げて作っています。
ですので、工業製品と違い、一個ずつ出来た時の、フォルムがあり、サイズがあり、雰囲気があります。
一個ずつの違いは、手仕事の製作時間の結果であることを、ご了承下さい。
二個欲しい方は、同時出品中のYM-16をお求めください。
(このガラスは耐熱ではありませんので、急激な熱変化を与える事はお控え下さい。)